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HSPのわたしが、仕事を退職して休むことを決断した理由

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8月末で、仕事を退職しました。

ぱりんこ
ぱりんこ
今は、とても晴れやかで穏やかな気持ちです。

次の仕事はまだ決まっていないのですが、とりあえず、自分の心と身体の調子を整えて、充電したいと思います。

仕事に行かなくていい、それだけで張り詰めていた心が軽いです。

社会人になると、なかなか1ヶ月単位で休むことができないので、人にどう思われるか?ではなく、自分がどうしたいか?を大切に、ゆるりとしたり、やってみたいことリストを消化したいと思います。

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今日は、3年勤めた仕事を退職する決断をした経緯についてお話したいと思います。

仕事を辞めたいんだけど、辞めたくなかった…複雑な気持ちを決心させてくれた言葉

私は、ずっと保育の仕事をしてきました。

昔から”なぜか子どもには好かれる”という性質があって、人から「向いてる」と言われたから。

向いていると言われる一方で、無理をしていて、でも求められると嬉しくて、また無理をして…の繰り返しでした。

1年前、母が死んで、そんな時、今の職場の方々によくしていただいたり、子どもたちの存在に救われたので、この恩を忘れずに頑張ろう、と思いました。

誰よりも認めてほしかった母の突然の死。

とにかく通常な毎日をこなして、1日1日を生きるという感じで、毎日仕事に行って、自分のやるべきことをしっかりしよう!とメンタルが弱いなりに結構動けていたつもりでした。でも、ある日プツリと切れてしまったのです。

身体がだるくて動かない。顔面が引きつって(痙攣して)うまく笑えない。自分を心配してくれる人にすらイライラする。朝が来るのが嫌。夜寝ているはずなのに、昼間も猛烈な眠気に襲われる。土日は、ただただ布団の上で横たわって終わる…

自分が何が好きなのか、わからない。何が食べたいのかも、わからない。何もしたくない。なんのために生きているのか?そんな風に思うようになっていきました。

そんな時、泣きながら電話したら、夜の喫茶店でゆっくり話を聴いてくれた友人ちゃん。

「仕事をするために、生きているんじゃないよ。生きるために仕事をするんだよ。」

「心身の健康が第一!健康だったら、どこでも働ける。疲れたから休むんだよ!何も悪いことじゃない。」

という言葉を与えてくれました。

わたしが、「でも、せっかく続けてきた仕事を辞めたら、自分には何もなくなってしまう。きっと辞めたあと後悔したり焦ってしまう。もう少し、同じ環境で続けていた方がいいのかもって思う…。」

と話したら、

「これからも頑張って無理して続けて、もう動けなくなってから辞めた場合と、今、まだ決断できるうちに辞めた場合とでは、その後の回復が全然違うと思う。壊れてからでは遅いよ。」

と答えてくれて、その通りだと思いました。

「本当は、次の仕事を見つけてから辞めた方がいいと思ったんだけど…。でも、転職サイトとか求人とか見ても、全然動けなくて、そんな自分がまた嫌になってしまう…。」とわたしが話すと、

「辞めると決めたら、入ってくる情報も違うし、物事の見方も変わるよ。きっといい風が入ってくるよ。」

と言ってくれました。

仕事を辞めることに申し訳なさと罪悪感があったのですが、

  • 疲れたから、休む
  • 嫌な自分になってしまう場所から、距離を置く
  • 心身の健康、自分の心の穏やかさをなによりも第一に

それでいいんだな、って思えました。

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生きているだけで価値がある・そのままの自分でいい。

何者かにならなくちゃ!という焦り。ずっとつきまとっています。

でも、とある人に生きているだけで価値がある、と言ってもらえて楽になりました。

こんなに弱くて、すぐしどろもどろになって、笑顔でごまかして、うまく喋れないままの自分でも、好きだと言ってくれる人がいる。

こんなことをツイッターに投稿したら、馬鹿にするどころか「きっとできる!」と応援してくれる方がいました。

いつか自分の本を出したいな。

できっこない、と笑う人もいるし、妙な目で見てくる人もいる。

でも、笑わない人もいる。

 

  • 毎日決まった時間にみんなと一緒に仕事しなきゃいけないのがつらい。
  • 休憩時間にひとりになりたい。
  • 土日という人混みの中、カフェや買い物に行くのが嫌だ。
  • 低気圧だとだるい、体調や気候に左右される。

まずはゆっくりと体力気力を充電して、それから稼ぐ。

自分の理想の暮らしが実現できるよう、努力していこうと思います。

今、同じようにしんどいなぁと思っている人がいたら、ちょっと立ち止まって素直な気持ちに従ってみてくださいね。充分、頑張りましたよ!

なんのやる気が起きなくても、休んでいると少しずつすこーしずつ、これ食べたいとかここ行きたいとか、やりたい意欲が生まれてくると、わたしは身をもって体験したので…

ゆっくり、ゆっくり…ともに、自分を取り戻しましょうね。