ひとりで川を眺めていたら、子どものころの自分に会えた
朝、起きて、今日は天気がいいなって思う。
最近は、朝、ちいさなメモに頭に浮かんだこと、思ったことをなんでもメモするようにしている。
モーニングページもときどきするし効果を感じているけれど、今はちょこちょことしたメモになんでも書いて、持ち歩いてまたそこでも感じたことを記録するという実験をしている。
浮かんだのは、りんごの形に切り抜いた表紙の冊子。ちょきちょきペタペタ。葉っぱを貼りたいというイメージ。
葉っぱの声が聞こえる。
内なる声が言った通りにしてみる。
今日は、あの公園に行ってみよう!
大人だって、チョキチョキペタペタしたい
”童心に帰っちゃえばいいじゃん”
ある人が言ってくれた言葉。
その言葉がこだまのように胸の内に響いている。ホワーンホワーン。そうだそうだ。
あ!なんだこれは!
いつもは入ったことがない公園の事務所になんだかつられてむかってみると、ちょうど親子向けの「葉っぱでお面をつくろう!」の工作コーナーがあった。
すごい!!
朝、夢?寝起きに見た光景だ!!!
これだよ、わたしがやりたいことは。
でも、やっぱり親子向け。子ども向け。
違うんだ。わたしはもうすぐ40歳になる女だけど、子どももいないけど、やりたいんよ。
でも、そういうの、やる場所ないよね?大人が子どもに帰って、好きなままへたくそなまま、チョキチョキペタペタする場所。
絵の具をね、手や足に塗って、大きな大洋紙(たいようし。一般的には模造紙のこと。※新潟の人しか言わないらしい笑)に、みんなで自由にペタペタ色を塗りたいの。
作品なのか?何を作っているのか?も分からないまま。
あはははははははって、感触を楽しみたいの。
う〜〜〜ん。こんなことを思うのは、わたしだけかな?
葉っぱde ペタペタ。
子ども向けじゃなくて、いっそのこと、大人向けにしたらいいんじゃない??
って、誰が来るんじゃって話だけど……イベントごとは準備が大変だからなぁ。天気もこれから冬だし、場所借りの交渉ももうしたくないし。
すじこのおにぎりと、小学生のころのはみだし遠足
公園の中へ入っていく。
ふと、大きくムギュッとまんまるの、筋子のおにぎりが思い浮かぶ。
アルミホイルに包んである。海苔がみっちり丸く重なった母のおにぎり。
わたしが一番好きなおにぎりの具は、すじこ。
そうだ、ここは、小学生のころの遠足に来た公園だ……!!!
お母さんはいつもお弁当に好きなものを入れてくれていた。わたしの好きなチーズ出るウインナーと肉巻きポテト。よく考えたら、冷食だけど、そんなのはどうでもいい。
すじこのおにぎりを頭上に浮かべながら歩いていると、なんだか小さな葉っぱの小道にたどり着いた。
みんなが歩いていく、大きな通りではなくてあえて心のままにひとりでくぐる。
川の流れる場所が、ずっと好きだった
わ・・・!!!!
なんだここは・・・・!!!
すご〜〜い、落ち着く。
わたしはいつも、こういう川の流れと葉っぱのアーチの場所が好きだったね。
水の流れをカメラに映したくて、スマホを片手に何度も夢中になって撮っていた。
落とさないように、気をつけながら・・
水の流れる音。あっ!鳥さんが奥の方からのぞきにきたよ。
黄色いちょうちょがわたしの足元や腰のあたりでわーいわーいとくるくる飛んでいるよ。
楽しいね〜〜〜
そういえば、こういう探検ごっこが好きだったな。かくれんぼも好きだったな。
広場の方から、若い女性三人組がレジャーシートを広げて談笑する声がする。いいね。
でもわたしは、あの小学生の頃の遠足でも、心に残っているのは川の岩を渡っていたことだったから。
変わっていないんだな〜〜〜
最初から、ずっと、はみだしていたんだな〜〜〜
きっと、誰かとはお弁当一緒に食べてもらったとは思うんだけど・・
ずっとここにいたいな。
そういえば、この前の長野の松本旅でも、ずっと小川と橋の周りを何回も歩いていたな。
こういう、葉っぱをくぐって川の流れるところへ向かう道が好きだったな。
川フェチなんだね、わたしって。
川フェチ同盟、結びませんか?
つづく・・
松本ひとり旅②|手紙舎さんのカフェ「文箱」と「哲学と甘いもの」へ




