2021.4.21(水)
こんにちは、ぱりんこ(@parincafe)です。
最近のわたしは、カフェにこもって、ひたすらZINE(ジン)と呼ばれる、自費出版の個人冊子作りに奮闘しています。
このブログも、早5年目。
やっぱり、手元に残せるような本の形にしたくてですね。
あと、紙の手触り大好き〜!なのもあります!
内容は、「喫茶エッセイ」
コンセプトは、根暗のためのZINE(ジン)
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ほら、ZINEって、なんだかオシャレでキラキラした人のものが多い気がする?ので。
ひっそりとした、隠れキャラの方にも手に取りやすい、ZINEを作ってみたいと思っています。商品として販売するので、発売されたら、ぜひともお手に取ってあげてくださいね。
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初めて紙の本(ZINE)を作る私の奮闘記と備忘録
自由すぎて、何から手をつけていいのか分からない問題
紙の本を作る、と言っても全くの初めてで、何から手をつけていいのか分からない状態。
ZINE(ジン)は、自分の好き!を自由に表現する冊子。作り方(手書きでもパソコンでも)や、何ページか?は、決まりがないのです。
すでにZINE(ジン)を作っている諸先輩方や、好きなテイストのデザインやイラストを描かれているフォロワーさんに、手当たり次第、TwitterやInstagramで質問しまくりました。(みなさん丁寧に応えてくださり、感謝です…)
おすすめしてもらった、Pinterest(ピンタレスト)というおしゃれな画像サービスで、ひたすら「喫茶店 レトロ」などと検索。
ぼんやりと、こんな本にしたいなぁ〜という画像を保存して、イメージを固めてみることにしました。
コンテを作ってみる(見通しが持ててGOOD)
Pinterest(ピンタレスト)を見たおかげで、アイデアだけは、いつも持ち歩いてるノートにぎっしり埋まりました。
載せる文章も、出かけた先でパッと思いついた言葉やネタを、すぐにスマホでメモしておく習性があるため、iPhoneのメモ帳にたくさんあります。
しかし、何ページの、どんな構成で、この部分は見開きで…?何を載せる?と考えていたら、え〜い!めんどくさい〜!!!と嫌になり…。
昔から、見通しが持てないこと、完成形が見えないと、パニックを起こす傾向がありまして。
そんな時にググってたどり着いた、 『PIN IT』の作り方を読んで、ひとまずコンテ(コマ割り?)を書いてみることにしたのです!
ざっくりとしたものですが、コンテを書いてみたら、なんだか本のイメージができて、とてもスッキリ&ワクワク&進みがよくなりました。
印刷ができない問題(自宅にプリンターなし)(コンビニのコピー機の前で涙目)
次に、とりあえず仮の本を作ってみることにしました。
本の形にとりあえずして、そこに色々書き込んでいったら、楽しくなりそう!と思ったからです。(紙に文字を書くのが好き)
ちなみに、私はデザインの王道ソフトIllustrator(イラストレーター)が大の苦手なので、figma(フィグマ)という職業訓練校の先生が教えてくださった、マイナーなブラウザツールを使用して画像や文章を打ち込みました!
ここで、家にプリンターやスキャナーがないと大変なことに気がつきます。(遅い)
いや、私には、コンビニのマルチコピー機があるじゃないか!と思いきや、なんとコンビニコピーの用紙は、A5サイズやB6サイズなど、小さめのサイズがないではありませんか!
(喫茶店に持ち運びやすいように小さめサイズの冊子が作りたい)
A4サイズを半分にしたら、A5だから…
と計算して、データを作ることができず。
やり方が書いてあるWebサイトを見ても、意味がわからず。
試しにプリントしてみたら、とんでもサイズで出力された時の絶望感たるや…。
「仮の本ですら作れない…」と、布団かぶって泣いていました。
コピーが苦手すぎて、途方に暮れた時出会った、セブンイレブン小冊子プリント
そもそも、まずわたし、コピーが苦手で…!
会社のコピー機で「コピーとってきて」なんて、言われた日には動悸がします。
だって、用紙のサイズとか向きとか、両面印刷とか、一度で成功したことがないんですもの。
おまけに、会社の経費だから、何度も間違えて紙を無駄にしちゃいけない!というプレッシャーや、他の職場の人たちが見ている!と思うと震えて頭が真っ白に。
もうね、コピー恐怖症なんです。
でも、今は、ひとり!フリーランス☆
(という名の、無職ときどき作家)
誰にも見られることなく、何度でもコンビニのコピー機の前で失敗できる!
nanaco(ナナコ)があれば、なんでもできる!(小銭を何度も入れなくて良い)
さてさて、話は逸れましたが、紙の用紙やサイズが計算できない私がたどり着いたのは、セブンイレブンの小冊子プリントです!
セブン‐イレブンのマルチコピー機で同人活動をもっと手軽に・もっと楽しく!というサイトを参考に、データを全てjpeg化し、USBに保存して、いざ!
夜遅く、空いている時間帯を狙って、ひとりいそいそと涙目になりながらも、なんとか本の形になりました…!!拍手👏
本の形になると、あとは中身を埋めていけばいいんだ、と実感できてホッとしますね…。
ちなみに、中綴じ(真ん中をホチキスで止める)するのに、あると便利だとおすすめされているのが、ホッチくるというアイテム。
なのですが、Amazonでみたら500円くらいしたので、私はダイソーで中綴じ用と書いてあるホッチキスを購入しました。結果、簡単に真ん中でパチン、とできましたよ。
現在の悩み:ZINEを印刷するコストと、自分のこだわりとの妥協点
今の段階で、印刷する時こうしたい!と考えていることは、
- 全ページフルカラー
- 紙は少しクリームがかった色で
- 表紙は、洋書風のちょっと光沢がありつつもザラッとした感じで…
- できたら帯もつけたいな?
この条件で、ネット印刷会社の見積もりボタンを、ピッ…!
えっ…!?
いやいや、たっか(高)!!!
50%以上写真やイラストだと割増料金?
ほとんど写真やイラスト付きのページにするつもりなので、確実に割増…。
一冊印刷するのに、1000円以上は軽くかかってしまう…
印刷するだけで完全なる赤字…。
珈琲を飲むくらいの気軽な値段で買える本を作る夢は、見事に破り捨て去られました。
印刷って高いんだなぁ…。
知らなかったなぁ…。
その点、ブログの維持費は、月1000円くらいだし、何記事書いても値段は変わらないし、永遠に勝手にどこかの誰かに配られ?るし、お得なんだなぁ…。
ZINE(ジン)作りをやってみて、初めて知ることがたくさんありました。
いやいや、それでも私は紙の本を出したいんだ!
エッセイ賞でいただいた賞金を全て、ZINE(ジン)作りに注ぎたい!
どこかで妥協しなきゃいけないと思いつつも、できた仮の本をおずおずとライターさんに見せたら、
「こだわって作った方がいいと思う」
「ある程度高くても、しっかり作り込めば売れますよ!」
と、ご意見いただいたのが、とても励みになっております。
まぁ、まず、中身を完成させていかなきゃいけないのですが。(まだ真っ白なページ多数)
そんなこんなで、これからZINEを作っていく過程や奮闘ぶりも、ブログに記録していきたいと思います。きっと完成して読み返したら、感慨深くなるはず…!