本町のイトーヨーカド―丸大新潟店の近くにある喫茶店、「六曜館」さんに行ってきました。
以前、お店の前を通って、その素敵な外観にうっとり。
気になったのだけど、その時は二兎屋さんに行こうとしていたときだったので、入れずじまいでした。
今日は、珍しく早起きしてお目当てのこちらのお店を目指すことに。
わぁ。
やっぱり、素敵な外観。
この看板の字体にときめきます。
到着したのは、朝の9:30。
モーニングメニューが書いてある。
モーニングもやっているのは、知らなかった。
まさに、早起きは三文の徳。
いよいよ、ドアを開けてみます。
すると、初老のマスターが「ああ、いらっしゃいませ」と笑顔で出迎えてくれました。
初めてでも、入りやすい。 ほっとします。
思ったよりもこじんまりとした店内。
先客はいないよう。
またしても、貸し切りです。
窓際の席に腰をおろすと、マスターがおしぼりとお水を持ってきてくれました。
冊子のメニューはないようです。
「ここからえらぶのですか?」と尋ねると、「はい、モーニングもありますよ」とマスター。そのおだやかな口調、わたしも見習いたいな。
ほっとするモーニング。
他の方のブログをみて、楽しみにしていたメニューボード。
本当に素敵な字体。
ビタミン不足なのと、猛暑日の今日はすっきりゴクゴクとした飲み物に惹かれて、「生レモンジュース」にしようと思っていたのですが、ここはせっかくなのでモーニングを頼みます。飲み物は、珈琲・紅茶・ミルクから選べるようです。最近、珈琲が飲めるようになってきたので、ホットコーヒーでお願いしました。
フラスコに珈琲が湧く、コポコポとした音に耳を澄ませながら、窓の外を眺めて待ちます。
しあわせな時間です。
トーストにゆで卵、サラダといった、「ザ・王道」の喫茶店のモーニング。
特別おしゃれでも豪華でもないけれど、なんだかほっとするラインナップです。
珈琲は、ブレンドなのでしょうか?聞きそびれましたが苦味の強い濃ゆい珈琲でした。
うまく撮影できなかったのだけれど、壁側にかかっているランプがとても愛らしくて、いい味を出していた。そして、このクッションの座り心地のよさ。おしゃれカフェもすきだけれど、椅子がなんかゴツゴツして落ち着かず、何回もお尻の位置をずらしてしまうのです。このソファーは、わたしのおしりを優しく包み込んでくれました。
マスターとの会話から。
マスターは基本放っておいてくれますが、お客がわたしだけだったこともあり、にこやかに話しかけてくれました。わたし、20歳にみえたらしいですよ。(どうでもいい)(マスターのやさしさ)
「土曜日はね、ひまですよ」とマスター。
「平日だってそんなに忙しくないけれどね、平日の方が近くの会社に勤めている人がタバコ休憩にきたりするからね。」
純喫茶すきだけど、タバコの匂いがちょいと・・・というわたしにとっては、土曜日の喫茶店巡りは正解だったのかもしれない。
ふと会話が途切れた時間に、喫茶帳を取り出し、この雰囲気を忘れないようにとノートに感じたことを書きなぐります。その間、マスターは何をしていたかというと、ひたすらおしぼりを巻いていました。くるくると巻いて、棚にセッティングしています。袋に入ったやつではなくて、ひとつひとつ手巻きなのですね。おしぼりの見方も変わりそうです。
[六曜館memo]
営業時間は、朝7:30~18:30頃まで。
昔は日曜日おやすみにしていたけれど、「お子さんが東京に行って家にいてもひまだから」との理由で定休日はなく、基本毎日営業しているらしい。