郭公(かっこう)さんへ。
instagramで仲良くしてもらっている、カフェすき仲間さんがよい雰囲気だったというので、シャルランさん近くの郭公(かっこう)さんにも寄ってみた。
お店は二階にある。
階段下のメニューをぱちり。
気になるモーニングメニューがたくさん。
けれど、シャルランさんで厚切りトーストを食べたばかりでおなかいっぱい。
少し歩いてカロリーを消費してから、寄ることにした。
それにしても、長岡駅はたのしい。
この日は、米百俵まつりでアオーレ長岡という施設が大層賑わっていた。
建物もおしゃれだし、駅前に役所があるなんてすごい。
そしてそして。
駅の中に無印やスタバがある。なんと。都会だ都会だ。
レアチーズケーキとアメリカン珈琲。
少しぶらぶらしたあとに、再び寄ってみた。
感じのよい奥さまが案内してくれた。
まだおなかはさほどすいていないけれど、珈琲一杯だけでは口さみしいので、レアチーズケーキのセットをお願いする。
苦味とコクの強い珈琲は苦手なので、アメリカン珈琲にした。
レアチーズケーキは、もったりとしていて好みの味だった。コーンフレークのトッピングは謎だったけれど。アメリカン珈琲はあっさりと飲みやすいながらも、丁寧に淹れられている味わい。(たぶん)
はじめはブラックで味わっていたら、マスターらしきおじさまが、「ミルクとお砂糖、もうよろしいですか?」と聞いてさげようとしたため、焦る。
わたしは、珈琲に詳しくないながらも、まずはそのままで味わってからミルクをいれるのがすきなので、「すみません、まだ淹れてません…」と断った。そのあと慌ててミルクを淹れたらすぐさままたマスターがやってきて、さげられてしまった。急かされている感じがして、残念だった。店内はわたしの他に、もう一人だけ。お砂糖とミルクの容器が一つしかないのか?それとも、わたしみたいな一見さんははやく帰りなさい、という無言の圧力なのか?被害妄想は加速する。
まとめ。
ジャズライブをやることもあるようで、夜の雰囲気もよさそう。
けれど、店内は昼間でも十分薄暗く、焦げ茶色で統一された内装は居心地がよかった。
おしゃれカフェより、喫茶店のほうがひとりで入りやすく過ごしやすいのでは?と感じてきた今日この頃。たしかにお店に入るまでのハードルは高いのだけれど、たいていがやがやしていないし、おひとりさま(といっても、おじいちゃんorおばあちゃん)も多いし、落ち着く。なくなってしまった純喫茶も多いけれど、今まだ続けれられているお店を、少しずつ巡っていきたい。
はぁ。それにしても、向かいのおじさんが頼んでいたナポリタンがおいしそうだったなぁ。プーン、とにおいが漂ってきてうらやましそうに見つめてしまったわたし。嗚呼、おいしい喫茶店のナポリタンを探す旅にいきたくなっちゃった。けれどまずは最近の寒暖差によってひいてしまった風邪を治してから。
店内で読んだ本▽食べものエッセイだいすき。
- 作者:壁井 ユカコ,大崎 梢,平山 夢明,絲山 秋子,森見登 美彦,仁木 英之,ミムラ,伊藤 たかみ,大島 真寿美,椰月 美智子
- 出版社:ポプラ社
- 発売日: 2014-10-03