隠れ家カフェ 茶房ぶらりさん。
今日も今日とて、
静かなカフェを求めて、ネットサーフィンをしていた。
夕方ごろになって、やっと精神が安定してきたため、
落ち着けるカフェを探していたのです。
【検索窓】
新潟 ひとりカフェしやすい
あるいは、
新潟 喫茶店 落ち着く
こんな感じでグーグルさんにお尋ねしてみる。
すると食べログ情報にたどり着いた。
(こんなところに、隠れ家カフェがあったなんて…)
はじめて聞くお店の名。
新潟市中央区東出来島、県庁の近く。
個人的にはけっこう都会な部類に位置付けている地域だけど、
ひっそりとそのお店はあった。
正確には、住宅地に紛れ込んでいる。
大通りから、一本。
住宅地特有の、ほそーい道に入る。
駐車場を求めてぐるぐるしていたけれど、わからず。
思い切って電話をしてみると、
やさしそう~なおじいちゃんの声が。
「駐車場、お店の裏にございますよ、玄関で声をかけてくれたら、ご案内します。」
・・・ふぅ。
ほっとした。
お店裏。
砂利の空き地スペースに停めていいらしい。
広くてよかった。
わびさび。
靴を脱いであがる。
完全に家なので、「おじゃましま~す」という雰囲気。
カウンター席には、常連さんなのかご近所さんなのか、
様々な年齢の男女が談笑している。
わたしは、窓際のテーブル席へ。
ちんまりとした、日本庭園がみえる。
こけが生えてて、わびさびを感じる。
なにここ。落ち着く。癒し。
ホットなココア。
コーヒーか、紅茶くらいしかないと思い込んでいたら、
意外にもドリンクのメニューが豊富でうれしい。
わぁ。お抹茶もある。
お庭と抹茶。そりゃあうね。あうあう。
カフェオレやカプチーノもいいなと思ったけれど、
なんだかわたくし、ホットなココアな気分。
そうよ、ほっとしたいのよ。
それに、ココアは精神にいいらしいときいて。
あまみはないので、お好みでざらめのお砂糖をたしてくださいとのこと。
あまったる~い砂糖味のココアじゃなくて、
カカオ感の強いココアを求めていたから、うれしい。
お砂糖なしでいただきます。
おいしいな。
チョコレートもくれました。
ちょこんとチョコレート。
チョコレートは明治♪
かわいい。
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ゆるい生活。
図書館で借りた本。
群ようこさんの「ゆるい生活」をおともにココアをすする。
この空間、とっても読書がはかどります。
けっこうなボリュームでカウンターの常連さんたちの
話し声がするのだけど、なんていうか、若者のきゃぴきゃぴした
話し声ではないので、わたしの脳が拒否反応を示さない。
若者の声に、なんか過敏に反応し、そわそわしてしまうんです。
りあ充こわい。
察してください。
特に気になったもの☟
- 胃腸を冷やすと精神に悪影響が。
- 土用は1月、4月、7月、10月にある。この時期は身体を休ませるべし。
- 楽しくても疲れはたまる。7割程度にとどめる。
あまいものを控えることの大切さは、やっぱり書いてあった。
とほほ。
けれど、群ようこさんのまんじゅうに対しての思いに、わかるわかると共感。
辞めた方が身体にいいのは分かっているのだけど、楽しみなんだよね。
わたしにとっては、生きる希望なんだよね。
読書もはかどり、集中して今日の記録をノートに書くこともでき。
とてもいい時間を過ごすことができました。
ここ、瞑想するのに、ぴったりなカフェだと思う。
目を閉じれば、みーんみーんとセミの声がするし、
窓がらふわりと夕方の心地よい風が吹く。
と、同時にカウンターのおじさまがたばこをくゆらせはじめた。
喫煙可なのですね。
人の騒がしさから逃れたくなったときには、またこよう。
(だいたい逃れたい)
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ほっとするココアとわびさび空間をありがとうございました(●ˆᴗˆ●)
訪問日:2016年7月18日(月曜日、海の日。)
緑に癒されるカフェ☟