新潟市中央区米山の「カフェ・ドゥ・ラペ」さんへ
新潟駅南にひっそりとある、カフェ・ドゥ・ラペさんへ行ってきました。
ブログ読者さんからのメールで、おすすめされていた喫茶店です。
営業時間が月曜日〜土曜日の13時から18時のため、なかなか行くことができなくて…
ようやく訪問できて、うれしいです◎
緑と白のコントラストがいい感じの外観。
冬の新潟らしい、びしょびしょの雨に打たれながらきた甲斐がありました…
ほんとうにこの季節がいやです。
冬季うつっぽくなり、なにもかもめんどくさくて、人と関わりたくなさすぎて困っています。けれど、今日は外に出てきた自分を褒めたい。
駐車場はないようなので、コインパーキングに停めてきました。
駅南に行くことは久しぶりなので、かなりドギマギしましたが、無事に着いてよかったです。
ちなみに、米山公園近くの「悠パーキング」という駐車場は、30分100円でした◎
さすがわたしの好みを知っている読者さんからのおすすめ店。
- 雰囲気がすてき。
- マスターがすてき。
- 味もすてき。
この3点が揃った喫茶店はかなり貴重です。
店内に足を踏み入れた瞬間、これは良き…!と感じました。
隠れ家バーみたいです。(行ったことないけど…)
「カフェ・ドゥ・ラペ」のメニュー
13時半頃訪問したところ、店内にお客さんはおらず、貸切でした。
薄暗くてジャズの流れる店内は、大人な雰囲気だけれど、なぜか落ち着く空間です。
そして意外と広いです。
ちょっと難しいメニューを眺めながら、「オ・レ・グラッセとはなんですか?」と尋ねると、『冷たいカフェオレのことです』とマスター。
「じゃあカフェ・クレームとはなんですか…?」と尋ねると、『生クリームののった甘い珈琲です、ごめんなさい勝手に名前つけちゃって』と言いながら微笑むマスター。
物腰柔らかな素敵なマスターです。
読者さんがこちらのマスターに会いにくるというのも納得できます。
紅茶にしようか悩みましたが、なんとなくウインナーコーヒーみたいなものかな?と思い、カフェ・クレームに決めました。
今まで、質問したらメニューの説明をしてもらえるのはあたりまえだと思っていたけれど、前回訪れたお店で散々な目にあったので、すごく安心しました。
「カフェ・ドゥ・ラペ」のカフェ・クレームという名の飲みもの
無事にオーダーが終わると、シャカシャカシャカシャカ音がしました。
マスターが生クリームを泡立てる音だと思います。
いい音です。なんかよくわからないけれど、泣けてきました。
情緒がおかしいです…。一口飲むと、優しくておいしくて、やっぱり泣けてきました。
珈琲は受け付けない身体なはずなんですが、なぜかおなかがいたくならなかったです。
「カフェ・ドゥ・ラペ」のマスターのやさしさがしみこむ
最近、お金がなさすぎて心が荒んできたので、短期バイトに応募したんですが断られてしまいました。しかし、電話しただけでも頑張ったと褒めたい。動悸がひどい。
今は短時間でマイペースに働いてるのですが、一応、このままでは生きてゆけない!という焦りはあるんですね。
しかし、週5日フルタイムで働くというハードルの高さよ…
短時間正社員ってないんですかね…
むしろ、それ以前に、ハローワークに行くことすらこわくて躊躇しています…
みんなすごいなぁ。
応募ボタンを押す→電話を逃げずに取る→面接に行く…
あるいは、ハロワに行く→相談員さんに自身の経歴を晒し苦言に耐える→紹介状を発行してもらう…
この一連の流れを何度もしているなんて…
こわいこわいこわいこわい。
いったん考えるのやめますね。
こんな風に社会に適合できない自分のまま、あと何十年も生きていかなきゃならないんだ…と思うと絶望してしまいます。
けれども、今日カフェ・ドゥ・ラペさんで過ごした時間はとても穏やかな時間でした。
マスターと少しだけお話したのですが、なんですかね、この安心感。
そして、わたしの1人の時間を決して邪魔してこない絶妙な距離感。
実際の悩みはまるで解決していないのですが、少なくとも、こんなしょうもない自分でももう少し生きよう…と思えました。
また訪れたいです。
人にはあまり関わりたくないけれど、独りぼっちでもない…
この隠れ家感がたまりません。
荒んだ気持ちが癒されました。ありがとうございました。
カフェドゥラペの他の記事はこちらお金になる強みがないけど存在しててもいいですか?音楽表現好きな私と、不思議な味の珈琲