はじめてのナタラジャさん。
大堀幹線沿いにある、「ナタラジャ」さん。ナタラジャさんのカレーはよく情報誌に載っていたし、歴史もあるし、ずーっと気になっていた。それなのに、行ったことがなかった。なんでだろう?駐車場がすごくとめにくそうで、いつもいっぱいだったから?いや、入りづらかったからという理由が一番かもしれない。
けれど、今日はじめて訪問してみて、長い間人気な理由がわかった。
外からの見た目より、中の世界の方がよっぽど素敵だった。
偶然にも月に一度のランチバイキングデー。
風邪から復活して、久しぶりの外食。
どこに行こうか悩んでいた時思いついたのがナタラジャさん。
さっそくお店のブログをみてみると、なんと、今日はランチバイキングをやっているじゃあありませんか!これはもう行くしかない。
しかも、「春は体調を崩しやすい季節、カレーのスパイスは漢方薬、ぜひたくさん食べてください」なんて優しい言葉がつづられていた。
お店の雰囲気。
訪問したのは土曜日の12時頃。予想通りたくさんのひとがいた。
けれど、そんなことより一歩お店に足を踏み入れたら想像よりずっと素敵でびっくり。
「殺風景な食堂風の店内でインドの方が黙々と本格カレーをつくる」というイメージだったのが見事覆された。
店内には素敵なインテリアがいっぱい。レジ前にはパッケージがおしゃれなスパイスがたくさん並んでいた。照明も適度に暗く、こげ茶のテーブルも落ち着く。そして店員さんがとっても親切。
サラダもカレーもライスもナンもすきなだけ。
はじめにサービスのワンドリンクだけオーダーした後、ランチバイキングの説明を受ける。サラダとカレー(3種類ある)とナンを好きなだけよそいます。
目の前でナンをパン!と大きな音を立てながら、叩いたり伸ばしている様子をみることができてうれしい。
激辛のものは苦手だけど、今日のカレーはそこまで辛くなかった。
特に豆のカレーがまろやかでおいしかったな。
強いていうなら、手前に写ってるオレンジ色の「大根のつけもの」みたいなやつが一番辛かった。
野菜は自家栽培のものだそうで、身体にもやさしい。
ナンはごまとチーズ風味でこれまた美味。
おかわり自由でこのクオリティはうれしすぎる。
サラサラ食べられるライス。
食べすすめていくと、お店の方が「ライスもパラパラでおいしいよ!」というのでもう一度列に並んでよそってきた。よそうときから思ったけどほんとにパラッパラ。水分どこいった!?って感じ。見た目はただの白米なのにはじめて食べるライス。
ふわっとしていて軽く食べられちゃう。
薔薇のラッシー。
ラッシーがすき。
というかヨーグルトドリンクがすきなわたしはカレー屋さんに行くとラッシーを頼む。が、ラッシーを頼んだらピンク色の飲み物が運ばれてきてびっくり。
思わず「いちごみるく…??」とつぶやくと、「ちがうヨ!ローズだよ!」と声をかけられる。
薔薇味のラッシーなんてこれまたはじめてだ。
決してにおいがキツいわけではなくて、薔薇がほのかーに香る感じ。
甘くてさわやかでお口直しにもちょうどよかった。
まとめ
リピーターが多いのか、お店の人と顔なじみっぽくお話されている方がたくさんでした。けれども、いちげんさんなわたしにも優しく丁寧に対応してくれた好感のもてるお店です。(炊飯器の開け方がわからず困っていると笑顔で助けてくれたり、スプーンのほうが食べやすいよと教えてくれたり)
今回はたまたまランチバイキングだったけれど、通常のランチも800円程度からとすごくリーズナブルなので、ぜひ再訪したいお店です。
今まで行ったカレー屋さんの中でいちばんのお気に入りになりました◎