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【視野が広がる!】30代でWebデザインの職業訓練をドキドキで受講した感想

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みなさん、こんにちは、ぱりんこ(@parincafe)です。
ついに、Webデザイン科の職業訓練を修了しました!

 

結論:訓練に通って、ほんとう〜〜〜〜によかったです!!

 

通う前は、

「職業訓練なんて通っても、意味ないんじゃないの?」
「大したスキルは身につかないんじゃない?」
「有料スクールに通った方が、時間を無駄にしないんじゃない?」

 

こんな風に思っていたわたしでしたが、今は、「訓練に通う決断をしてよかったね、一歩踏み出してえらかったね。」と半年前の自分に声をかけてあげたいです。

この記事は、

  • Webの勉強をしてみたいなぁ…と思っている方
  • 職業訓練を受けた人のリアルな体験談を聞きたい方
  • 仕事を辞めたい・次の仕事に悩んでいる方
  • 新たな勉強をはじめる一歩や、勇気が出ない…という方

こんな方におすすめです。

ぜひ読みすすめてみてくださいね◎

通った職業訓練の概要と選考試験について

まずは、わたしが通った訓練のざっくりとした概要がこちらです!

  • Webデザインを学ぶコース
  • 学べる内容 Photoshop・Illustrator・Dreamweaver(HTML・CSS)・PHP・Excel
  • 受講料無料(教科書代は実費)
  • 期間は半年間
  • 求職者支援訓練
  • クラスメイトの7割が20代

 

ちなみに、受講するためには諸々の条件があります。ハローワークできいてみてくださいね。訓練前には筆記(国語と算数)と面接の選考試験がありました。

 

中学卒業程度の算数、と言われましたが、算数苦手なわたしにとってはなかなかの難しさでした。面接も気軽な面談かと思いきや、スーツ着用のガチ面接で、ド緊張したことを今でも覚えています…(地方でのWeb系訓練は人気のため、倍率が高かったです)

 

次に、Webデザインの職業訓練に通ってよかったことを、まとめてご紹介します!

Webデザインの職業訓練を受講して、よかったこと

とにかく楽しい先生やクラスメイトたちと出会えた

 

人生で1番楽しい学生生活でした。

 

ちゃっかりと、憧れだった青春を送れました。笑
飲み会が苦手なわたしですが、クラスのみなさんと行った飲み会は、生まれて初めてほんとうに楽しいと思えました。

  • 女性だけじゃなく、男性もいたこと
  • 年齢がバラバラで、逆に話しやすかったこと
  • 上下関係がなく、クラスメイトという対等な関係性だったこと

が居心地よかった理由じゃないかな?と推測しています。

 

そして、担当の先生の第一印象は、「こっわ…!!!」でしたが、共に時間を過ごすにつれ、だんだんと慣れてきて、最終的にはこの先生で本当によかったなぁ…と別れが寂しくて仕方なくなりました。ひとりひとりの特性を理解して、フォローしてくださる先生でした。

 

いくつになっても学び続ける姿勢がとてもステキな方で、尊敬する先生に出会えたことも、訓練に通えてよかったことの大きな1つです。

 

また、訓練には、似たような感性の人が集まります。
同じ時期に、同じ内容の訓練に興味をもち、受講する…それだけでやはり、何かしらの共通点や縁があるものです。

 

クラスメイトの中には、HSPについて知っている人もいました。『自分も内向型で…』と今までの仕事経験や悩みに共感できる方がいて、休み時間や放課後にお話するのがとても楽しかったです。職場や元々の友だちとは違う関係性の友人ができたことが、訓練で1番よかったことですね!

 

視野が広がり、自分の軸が見えてきた

今まで福祉や保育系の仕事の経験しかないわたしにとって、Webデザインは未知の世界でした。恐る恐る足を踏み入れてみると、デザインには原則があること、配色にはルールがあることを知り、学び進めて行くにつれ、見る世界がガラッと変わりました。

 

道を歩いていると、「わ!あの看板のデザインはいいなぁ」「あの配色はあまり好きじゃないなぁ…」とか、今まで何も気に留めなかったものが気になり、急に景色が変わったような感覚になります。知らなかった世界を知るってワクワクしますね。確実に視野が広がりました。

 

苦手なことでも、挑戦してみる・やり切る。お試しして、それから決める。
勉強の他にも、大切なことを学び、価値観が変わったように思います。

 

そして、Web系と言っても様々な授業があるため、いろいろな気づきがあります。

例えば、

「コーディングやプログラミングが出来たら仕事に困らなそう…と思ってやってみたけど苦痛だなぁ。デザインの方が楽しいな!」

「見た目を整えたり、まとまりのあるレイアウトを作るのが好きだなぁー」

「色の勉強って楽しいな」

「0から1を作り上げるよりも、すでにできている物をよりよく修正する方がやりやすい!」

「自分ではあんまりうまくできていない、と思っていたことでも、意外と周りから褒められたな〜」

「人から褒められてもやっぱりわたしは、人前で話すことはプレッシャーだなぁ」

などです。

 

 

挑戦してみることで、自分のスキ・キライ・ちょっとトクイ・やっぱりニガテ…が集まり、軸のようなものが見えてきます。

 

色々な知識や、人の考え方と触れ合う中で、ヒトはこう言うけれど、わたしはわたし!という感覚を取り戻すことができたように思います。

履歴書・職務経歴書を、プロの支援のもと作成できた

書類選考を受けるための、履歴書や職務経歴書づくりって本当に大変ですよね…。

 

しかし、職業訓練の日程の中には、就職支援という科目があり、1日かけて履歴書や職務経歴書を作成することができます。そして、ひとりひとり、キャリアコンサルタントの先生がチェックして、アドバイスをくれるのです。

 

今まで1人でなんとな〜く作っていた職務経歴書が、とても見栄えのよいものになり、堂々と書類を送ることができました。

 

未経験で事務系のお仕事に応募する時は、保育の仕事の中でも書類作成や配布物作成をしてきた、ということをクローズアップして書けばいい…というコツを教えていただきました。まったく違う職種にチャレンジする時も、今までの経験は決して無駄じゃなく、活かせるということを知り、自信がもてました。

Webデザインの職業訓練を受講して、つらかったこと

未経験者は授業についていくのが、かなりキツかった

基礎から学ぶため、未経験者でも大丈夫…とのことでしたが、わたしは初日から授業のスピードについていけず、すごく辛かったです(!)

 

※ちなみに入校当初のわたしは、Ctrl(コントロール)+Z(macだとcommand)で前の操作に戻る、を知らなかったレベルです。

 

職業訓練って、パソコンが苦手なおじいちゃんみたいな人も集まるイメージでしたが、さすがはWebデザイン科。実際はほぼ20代の若者で、元プログラマーや、デザインを学んだことのある方もいらっしゃいました。ちなみに、30代女性は2人でした…笑

 

まったくの未経験者だと言う方も、何かしらWebで発信していたり、20代ならではの吸収力と意欲の高さがあり、びっくり。

 

どのくらいのスピード感かというと、1週間で教科書を1冊終える感じ(!)で、1つパソコン操作をミスると、置いてけぼり…。いつもハラハラドキドキの、スリリングな授業でした…涙

 

バナー作成やプレゼンなどの課題も出されますし、1つの科目ごとに試験もあります。(筆記も、パソコンで操作する実技も)難しい問題じゃないから!と言われても、初心者のわたしにとってはとても難しく、テスト中いつも動悸と戦っていましたね…

 

そして、そんな授業をこなすので必死な中、資格試験の勉強もしなくてはなりません。

 

しかし、必死に模擬問題を解きながら勉強した結果、Webクリエイター能力認定試験 エキスパートという資格を、100点で合格したことは、本当に自分を褒めたいです…!!涙

 

そして卒業制作は、自分で1つWebサイトをコンセプトから立案+デザイン+コーディング(HTMLというもので記述したり、CSSという見た目を整える言語を実際に打つ)をします。

 

途中、コロナウイルスのため休校になったりと大変なこともありましたが、おかげさまでとても愛おしい、最高の卒業制作ができました…!

 

ぱりんこ
ぱりんこ
チームメイトや先生に、相当助けてもらったけどね…

 

『”周りに助けてもらえる”というのも、あなたの実力だからいいんだよ』というクラスメイトからの言葉に救われました…

 

 

 

これから受講を検討する方は、たかが職業訓練…と思わず、事前に予習した方が良いと思います!

 

理解するのに人よりも時間がかかるタイプのわたしは、授業のスピードについていけず、周りがすごく出来ているように見え、もう学校行きたくない…なんて日もあったので…苦笑

人前で発言することが苦手な私にとって、地獄のスピーチ当番があった

個人的には、スピーチ当番がとても辛かったです…

 

人前に立つと、頭が真っ白になり、話す内容全てを忘れてしまう私は、毎回事前に原稿を書いて臨みました。その場で、思いついたことを堂々と話すことができる他のクラスメイトを見て、比べてしまい、落ち込む毎日でした。

 

けれど、少しずつ自分のことをさらけ出すことができ、話を聴いた人から共感した、とかすごく親近感が湧いてよかった、と言ってもらえたことが嬉しかったです。

 

わたしの中のうまく話す、の理想が高すぎることに気づきましたし、うまく話せないままの自分もゆるす!という考え方も知りました。

 

ちなみに、最後の卒業制作ではプレゼンもしなくてはならず、ハチャメチャに緊張しました。しかし、事前準備をして、実際にプロジェクターを使って練習させてもらえたおかげで、全てを出し切ることができ、今は達成感や満足感でいっぱいです。

 

これがわたしだ〜〜〜!!!(バーン)とやり切った爽快感は、これから何かに挑戦する上で、ずっとずっと自信につながっていくと思います。

訓練の授業がつらいとき、励まされた言葉たち

『今すぐにはわからなくても、何年か後に「あの時、先生が言っていたのはこういうことか!!」と思える時がくる。それでいい。』 by講師の先生

『あなたはカメのままでいい。うまくやろうとしなくていい。』 byクラスメイト

『伝わらなくてもいっか。これだけ伝わればいっか!という気持ちで話すといい。』 byキャリアコンサルタントの先生

『理想に足りていなくても、今はまぁこれでいいじゃん!と思っておく。』 byカウンセラーさん

 

この言葉たちのおかげで、変に焦ることを辞め、「今できなくても、いっか〜」といい意味で開き直って、残りの授業を受けることができました。

 

人生でも、人から言われた言葉が後になって、そういうことか!に繋がることってありますよね◎

長い人生の中の半年間なんて、あっという間。何してもOK

授業について行くのが大変だったと書きましたが、確実にできることは増えました◎

 

ライター+Webデザイン(できることを増やす)は達成です。

 

だって、半年前と比べて、PhotoshopIllustratorで写真補正やイラスト作成、バナー作りが出来ます!(人生で初めて触った)HTMLCSSの基本的な知識を元に、簡単なWebサイトが作れます!

 

全くの0からと一歩進んでレベル1になったのでは大きく違います。使用可能ソフトPhotoshop・Illustratorと書けること自体が自信やお守りになりますし、受かるかどうかは別としても、受ける求人の幅が広がるってうれしいです。

 

学校に通えない喪失感やさみしさはありますが、この大切な経験を胸に、就活がんばります…!

 

そして、このブログもデザインがダサすぎるので、なんとかします…!笑

 

職業訓練を受講する前は、(30代になって、Webデザインなんて半年かけて勉強してる場合かな…)と思ったけれど、人生のうちの半年なんてあっという間です。

 

ちょっとでも気になることや勉強してみたいことがある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。勉強だけじゃなくて、そこに集まる人との出会いがきっとあるはずです。
もし入ってみて違ったら、やめちゃえばいいのです。また違うことをやってみたらいいのです。なんとかなります。

 

この経験談が0.1歩を踏み出すきっかけとなって、あなたの元にステキな縁が訪れたら、とてもとても、うれしいです。

ぱりんこ
ぱりんこ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

今だけ公開

わたしが実施に作った卒業制作のサイト:架空のお菓子「おやさいビスケットニココ」公式ホームページ

 

https://twitter.com/parincafe/status/1635995269610500097?s=46&t=0sVNtXSrWQ1hQZmksfkwWg