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【内野駅近く】喫茶琥珀(こはく)さんのケーキセット。

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カポネさんでピザトーストを食べたあと、内野を散策していたら

見つけたお店が、こちらの琥珀(こはく)さん。

 

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やっているのかやっていないのかもわからない外観。

けれど、玄関に張り出されている6月の休業日にはのっていない。

 

 

 

 

外の窓から、中の様子をのぞこうとするけれど、全く見えない。

お店の周りから必死にのぞき込もうとする私は、

とても怪しい人物だったに違いありません。

まぁ、はっきり言って、初めてでは入りにくすぎるお店です。

けれど、なんだか運命を感じて扉を開けることにしました。

 

 

 

勇気をを出して入ってみたものの、誰もいません。

チクタクチクタク。

わたしはどこかに迷い込んでしまったのでしょうか。

それとも、タイムスリップをしたのでしょうか。

時計の音だけが響く、不思議な時間。

しばらくすると、「は~い」と言ってママさん?が出てきてくれて

現実に戻ってきました。

どうやら、誰もいないときは

カウンターに置いてあるベルを鳴らして呼ぶらしい。

自由です。ゆるいです。素敵です。

 

 

家みたいに落ち着くお店

 

ママさんは、50代くらいのやさしいメガネの方。

なんていうか、ステラおばさんのイメージ。

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さきほど、入りにくすぎると記述しましたが、

入ってみると意外と落ち着きます。

今日が曇りだからなのか、ほどよく薄暗い店内。

クラシックが流れている。

 

 

 

 

(もちろん)お客さんは私だけ。

窓際のソファー席に居場所を確保し、

メニューをみます。

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いちごのケーキ

 

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「きれいな三角のショートケーキが食べたい。」

と思っていたら、いちごのケーキセットの写真メニューが

目に飛び込んできた。

だから、何かを運命を感じたのか。

このお店がわたしを呼んでくれたということにしましょう。

飲み物は、ホットレモンティーで。

 

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大きめな三角のケーキがきました。

素朴な味わいのケーキです。

おしゃれパティスリーでは、味わうことのできないケーキ。

伝わるでしょうか?

甘酸っぱくておいしい。

クリームもおいしいです。

なんだか、懐かしい味がします。

 

 

 

かっこいいお客さん

 

 

しばらくすると、一人の女性が入ってきた。

ひとりですけど、いいですか?」と堂々とはっきりと尋ねている。

そして、席に着くなり、

アイスコーヒーで」と注文。

 

 

 

メニューを全く見ていない。

よほどアイスコーヒーが飲みたかったのだろうか。

それとも、どのお店でもアイスコーヒーと決めているのだろうか。

どちらにしても、その潔さがかっこいい。

わたしもやってみたい。

 

 

 

年齢は40代くらいだろうか。

きりりとした白シャツに、ストレートの黒パンツ。

頭の上にサングラスをのせている。

なんだろう、このオーラは。

このお店の雰囲気に似合いすぎて、

嗚呼、わたしはやっぱり昭和の喫茶店に迷い込んだんだ」と思った。

 

 

 

しばらくこの空気感を楽しんでいると

いつの間にかカウンターに座っているはずのママが、

おじさんになっていた。

ご夫婦かな。

レジでお会計を済ませて、お店を出る。

おじさんも穏やかで、とても感じのいい方だった。

 

 

 

特別おしゃれでもないし、純喫茶までのゴージャス感もない。

けれど、1980年代?ぽいこの独特の空気感、癖になりそう。

 

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おいしいケーキと落ち着く時間をありがとうございました(●ˆᴗˆ●)