こんにちは。みなさん、体調はいかがですか?
わたくしは、梅雨の鬱からの急な暑さで、心身が絶不調でした。
ようやく少しずつ眠れるようになり、気持ちも落ち着いてきたところです。(とはいえ、夏ってこんなに眠れなかったっけ?)
さて、今日は、
- 昔の職場をふと思い出して、苦しくなる件について
- 辞める決断をした自分を責めたり、後悔する気持ちの和らげ方
についてお話します。
個人的に、ようやく自責の念をやり過ごせるようになったので、備忘録としても。
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昔の職場を思い出し、夢に見る。辞めなきゃよかったのかな?
最近よく、昔の職場のことを思い出します。夢にも出てきます。
「あれ?私、あんなによくしてもらったのに、どうして辞めちゃったんだろう…?」
「辞めないで、ずっと続けていればよかったのかも…。」
こんな風に、感じる日々でした。
iPhoneの写真機能には、頼みもしないのに、思い出の写真を紹介してくれるメモリー機能があります。
何気なく写真フォルダを開いた時、忘れかけていた元職場の仲良しだった彼女の笑顔のアップ。
申し訳なさから、心がギュッとします。
「ぱりちゃんは、よく子どものことを見ているし、あなたは才能があるよ」と伝えてくれた方。
1人では太刀打ちできない問題を抱えて絶望していた時、助けに飛んできてくれた先輩。
心身の状態にあわせて勤務時間を考慮してくれた上司。
私が心細い時、そばにいて話を聴いてくれた子。
たくさん助けてもらったのに。
わたしは、何もかもイヤになって、逃げた。
自分が裏切りもののような、「ごめんなさい、ごめんなさい」と口から漏れ出るような、そんないたたまれない気持ちになっていたんです。
(前の職場の人と連絡って取りますか?わたしは全くしません。ザ☆疎遠です…。)
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なんで思い出すの?ヒントは、自分が輝いていた(と思っている)季節にあった
なんで今さら、思い出すのだろう…?と、考えてみた結果、気づきました。
夏だからです!
というのも、わたしが以前働いていた仕事は、子どもと関わるお仕事。
夏休み期間は、みんな学校がお休みのため、1年で1番汗をかく時期でした。(めちゃくちゃ忙しい)
でも、不思議とあんまり辛くなくて。
毎日朝から晩まで走り回ってるのに、他の職員さんと助け合って、なんとかこのすさまじい現場をこなそう!という一体感。
8月31日の、やり切った達成感。
毎朝一定の決まったリズムに起床し、(無理やり)運動もしていたから、自律神経が整っていたのもあるのかもしれません。
そして思うんです。
嗚呼、私、あんな達成感のある仕事、ここ最近やっているかな…?
(やっていない)
(毎日ひとりで座ってる)
あ、私、また誰かと一緒に働きたいんだ。
今足りないものは、達成感なんだ。
達成感を味わいたいんだ…。
もう、あの頃には戻れない。
そう思うと胸が苦しくなるけれど、思い出した事がきっかけで、本当の気持ちに気づくことができました。
ずっと同じ環境(職場の雰囲気・人間関係)ではいられないから
センチメンタルな気持ちになってしまったのですが、でも、あの時あの年、あのメンバーだったから、楽しい夏休みとやりがいのある仕事ができました。
だから、いい思い出として、胸に大事にしまっておきます。
職場には、人事異動があるため、ず〜〜〜っと同じ雰囲気、同じ人間関係ではいられない。
たった1人、新しい方が入るだけで、職場の雰囲気ってガラッと変わりませんか?
そして記憶は、補正されるのです。
普段は超絶ネガティブなくせに、時間がたつにつれて、いい部分の思い出が、光り輝いて見えているのかもしれません。
よくよく考えたら、数え切れないほど辛いこともたくさんあったはずなのに。
今すぐ正解は分からない。後で振り返った時「あの選択でよかった」と思えるかも
「あの時、ああしてればよかった」
「こうしてたらよかった…」
きっと、何度も思うし、そのたび後悔します。
でも、今、あの時手放したから手に入れた、受け取ったものがあることを忘れず、大切にしたいのです。
だって、わたしは創りたかったから。
- 書きたかった
- 描きたかった
- 表現したかった
このうずうずした想いを、時間がたっぷりある今、思う存分に好き勝手やっている。
両立できればよかったのかもしれないけれど、そんなキャパはないし、やっぱり失業保険をもらいながら職業訓練に通えて本当によかった。
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失ったものはたくさんあります。
でも、何かを捨てなきゃ、きっと何かは手に入らないんだ…
そう思って、やり過ごします。
それでも、また、今度は違う道で、一緒に達成感が味わえる仲間がほしい。
つくって、発信して、探し続ける。
「あぁ、やっちまった〜〜〜!!!」
と発狂しそうなくらい後悔することがあっても、でも、過ぎてみれば結果としてよかったことって結構あります。
今は苦しいかもしれないけれど、長い目で見れば、「あの時、あの選択をして本当によかった!」と思える日がくるのかもしれないですよ。
(こないかもしれないけれど)
ちょっと時間が経って、「昔の仕事みたいに、また人を支援する仕事をやってみようかなぁ〜」なんて思ったり、思わなかったり。
遠回りしたからこそみえること、できることもきっとある。
気持ちは変わる、時間とともに。
今感じる、小さなしあわせをぎゅっと握りしめて、ゆらゆらと波に乗りながらやり過ごしてゆきましょう〜。