いつも「まどぎわメモリー」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
今日はですね、お知らせがあります…!
なんと!このたび、第1回ラゴン・ショートエッセイ杯の大賞に選ばれました。(ばばーん!)
受賞作品も載せておきますので、よろしければご覧くださいね。
心細さを溶かす、雪の日のランプ | ぱりんこ | Lagon Journal
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ラゴンショートエッセイ杯に応募するきっかけと裏話
実は、今回受賞した作品。締め切り日である1月10日の23時ギリギリに、えいっ!と送信ボタンを押して送った作品なのです…。
ラゴンショートエッセイ杯の存在を知ったきっかけは、Twitterでした。
しかし、年末年始から心身の不調が続いていて、まったくやる気が起きず…。
テーマは「生活」ということでしたが、これといったアイデアも浮かばず…。
「しょうがない、また調子の良いときに応募しよう…。」と先送りの判断をしていたのでした。
しかし、大雪の日の夜、ふと急に散歩したくなり、街中を歩いていると…。
ドバババ…!と言葉が溢れてくる、溢れてくる…。
まさに、感性が、大☆爆☆発!!!
「やばいっ!もう時間がないっ!」
急いで家に帰って、慌ててパソコンを開き、勢いで2時間くらいで書きあげたのです。(内緒ですよ)
もしかしたら応募しても、「あなたには才能がないですよ」と突きつけられるだけかもしれない…。
でも、なんか別に失敗してもいいやっ!て、思えたのです。
とりあえず送ることが大事よねっ!と、思えたのです。
たぶん、今までのわたしなら応募もできなかったでしょう…。
今回応募できたのは、このブログや、Twitter、Instagramなど、ありとあらゆるSNS経由で「ぱりんこさんの文章はすばらしい!あたたかい!やさしい!救われた!」と伝えてくださる方々がいたから。
そして、なにより、懲りずにず〜〜っと書き続けてきた自分に対して、ちょっぴり自信がついたからだと思います。
ラゴンショートエッセイ杯の結果発表を見て、大賞だと知った瞬間
ん?えっ、ん?先日応募した第1回ショートエッセイ杯大賞の欄に『ぱりんこ』の文字が見えるのは…えっ、夢?本当かな?何度見てもぱりんこだけど、ぱりんこって私?えっちょっと待って、手が震えて…… https://t.co/FkJevaANuz pic.twitter.com/0Mmhdcwb9Y
— ぱりんこ❁HSPエッセイスト (@parincafe) February 7, 2021
ご覧の通り、かなり動揺していますね。
みなさん、あたたかいメッセージを本当にありがとうございます。さきほど正式にご連絡いただけました。生まれて初めて目に見える形でエッセイを評価していただき、嬉しすぎて泣いています。社会不適合で嘘が書けなくてお金になる記事も書けなくて…もうダメかと思ったけど書き続けてたらいい事あったよ https://t.co/0q2k6O82kJ
— ぱりんこ❁HSPエッセイスト (@parincafe) February 7, 2021
自分のことのように、喜び、あたたかいリプライをくれるTwitterのみなさんに、胸がいっぱいになりました。泣きました。
でも、うれしさでひとしきり興奮したあと、不安にもなりました。
大賞のくせに大したことないと思われたらどうしよう…
別に、認められるために文章を書いてるわけではないし…
芥川賞をとったわけじゃないし…(大げさかな?)
ごにょごにょと、自分に謎の言い訳?をしていたのですが、とあるフォロワーさんの言葉で解き放たれました。
「ぱりんこさん、好きなことをして認められたんだから、もっとわ〜〜〜い!って喜んでいいんですよ。」
…。
わっ!ほんとだ、その通りだ!って。
やっぱり、わたしは、エッセイで認められたことが素直にうれしかったのです!ライターとしては、自分はいまいち(う〜んと思っているお店についてもいい!と言わなくちゃいけない空気が心苦しかった)だと思っていたこともあるし、自己表現や創作活動を、第三者の目できちんと(?)いい!と言われた経験が初めてだったから。
それからは、ずっと順調に浮かれポンチをしていて、ご褒美と称しては行ってみたかったカフェや喫茶店で甘いものを食べまくり、じぶんを甘やかしています…笑
受賞したエッセイを読んで下さった方からの感想
ぱりんこさんの文章は、映像のように情景が浮かんできて、まるで自分もその場にいるようです。
あの大雪の日を思い出しました。今の心の隙間にスゥッと溶けて入っていくような気がします…。
雪の中の温かなランプが、心の中も照らしてくれるようです。
写真も素敵で導入から最高だった。ぱりちゃんの、つらい時でもその中からあたたかさを見つけられるところがすごく素敵だと思う〜!
派手さやキラキラしたものじゃなくても、静かなことを美しいと思える感性がすてき。
ずっとそのまま、突っ走ってほしい。
無駄なことなんて何もないし、飽き性でもいいよ。
わたしの職歴は結構めちゃくちゃです。それはすぐに飽きてしまったり、しんどくなってしまうからで、どうも1つのことが長く続かない。
あれもやってみたい、これもやってみたい…。何もしたくない…。
毎日気分がコロコロ変わります。
ですから、新卒第一主義の日本では、まぁ劣等生ですし、正社員を長く続けている人がうらやましくて仕方がなかったです。
でも実は、今回のエッセイ、そんな今までのわたしの飽き性人生経験が凝縮しているのです。
たとえば…
- エッセイを書いた理由⇒とある会社で「創作じゃないんだよ」と文章を否定され挫折するが、それでも自分は素直に感じたことを表現していきたいという気持ちがより強くなったから
- 内容⇒自分の感性を出しつつ、メディアの雰囲気やテーマに合うよう考慮
- 言い回し⇒イベントレポートを書いた時ライターさんに指摘されたことを反映
- タイトル⇒「今回はエッセイなんだから、私らしく感覚的なもので行こう!」と開き直る
- 日本語や表記のチェック⇒怯えながらやり遂げた校正バイトの経験
他にも、自分があれこれ手を出した結果、出会った人からもらった言葉、影響…。
そういうものが、この短いエッセイの中にぎゅっとつまっている。
だからね、何が言いたいかというと、無駄なことは何一つなかったんですよね。別にしんどくて1日中寝たきりの日があっても、何もできない時も、その時期はその時期で、あなたの感性を守るために必要な充電時間。
エッセイなんて書いていても、一銭にもならないし…。そんな風に思いながらも、ああでもないこうでもない…ともんもんと書き続けていたら、ラゴンジュルナルさんという素敵なWebメディアとの出会いがあり、このご縁がきっかけで、これからご一緒に新たな活動が始まりそうな気配なのです。うれしい…!
無駄なことなんて何もないし、飽き性でもいい。実際にやってみて触れてみることで、「あぁ、これじゃないな。やっぱり自分はこっちだな」と分かる。自分はどんな生き方がしたいのか?を考えながら、その時やりたいことをとりあえずやってゆきましょう〜
「これからは、風の時代。あなたの時代だよ。」
これからは、自分の心を優先させて、移動していく時代だと思うのです。
今いる場所で苦しくてがんじがらめになっているなら、離れてもいい。
ひとつのところに留まり続けなくていい。
脱皮しながら移動し続ける生き方もあるよ!と、わたしは過去の自分に伝えたいです。
おんなじところでずーっと我慢して働き続ける時代はもうおしまい。
土の時代から、風の時代へ。
(占いなどが好きな方はご存知かもしれませんが、これからは風の時代になるそうです)
“風の時代”とは、占星術で見て2020年12月22日から始まる、地球規模で迎える新たな時代のことです。この風の時代には、ひとつ前の土の時代に重視されてきた会社や組織、学歴やブランド、物質や資産といったものの価値が薄れ、オリジナリティ、センス、情報、波長といった、目に見えないものが重要視されるようになります。
だってね、昨年から時代は変わっているし、新しい風が吹いています。(察しがいいあなたならなんとなく感じているはず)確実に、コロナ禍の前とは流れが変わってる気がするんですよね。”個”がもっと尊重されて、組織では生きづらくてはみ出している人(ちなみにわたしは変人代表?の水瓶座です)が、生きやすい時代になるそうです。
「ぱりちゃんはさ、そのままでも十分魅力的だけど、もう少し猫背をやめて
ピンと背筋を伸ばして堂々と歩いてほしいな。あなたは、才能ある人だから。」
と、職場で出会ったある人に、言われました。
言われた時は、えッ!と恐縮したのですが、今ならちょっとわかる気がします。
以前は、散歩をしていると、(なーんかすれ違う人にジロジロみられている気する、恥ずかしい…隠れよう…)と、こそこそしていました。
しかし、これからは、ちょっぴり胸をはって、歩いて行こうと思います!
気分がいい時や、青空の日には、鼻歌を歌っちゃってるかもしれないし、綺麗な木や花が咲いていたらじっと見つめて何枚も写真を撮ってるかもしれない。
でも、道ゆく人にどう思われようがどうでもいい。自分がめいっぱい感じること、味わうこと、この感動を誰かに伝えることを大切にしていきたい。
私たちは、もう、ふつうになろうとしなくていい。
変人で、よいのです🌿
あなたのその感性は、すばらしいです。
ともに感性、大爆発させていきましょう〜〜〜〜!✊笑