エッセイ/日々のこと

苦手な「人とのつながり」に感謝できた、おいしくてミラクルな1日

1年前、すきだった喫茶店のマスターに、

「もっと色んな人と関わらなきゃダメだよ!」

と言われたのを、ふと思い出す。

人間関係に疲れていたわたしは、

「ああ、なんで癒しを求めてお茶しにきたのに、説教されなきゃいけないんだろう…。」

と、とてもイヤな気持ちになったのを、今でもよく覚えています。

あの日から、その喫茶店には訪れていません。

(あ〜あ、またすきな喫茶店をひとつ、失っちゃったな。人と深く関わると、ロクなことがない…。価値観を押し付けられるし、やつあたりもされる…。なるべく人を避けてひっそり生きていこう…。)

こんな風に決意したのでした。

しかし、先日、人間不信なわたしが心から感謝できた出来事がありました。

それは、人とのつながりのおかげで、新たな自分のステージに連れて行ってもらえたこと。

今日は、1年前にマスターが言っていたことがほんの少〜し分かった、ミラクルな1日を振り返ります。

「純喫茶の記事を書く仕事ができたらお願いしたい」と言われる

ミラクルその1は、新潟市の「はじめてしもまち」街歩きイベントで起こりました。

このイベントは、以前古町の喫茶店記事のご縁でつながったライターさんに、「街歩きのイベントレポートを書いてくれませんか?」とお話をいただき、参加したものです。

イベントが無事に終わり、帰る直前。

プロデューサーのお兄さん(という呼び方でよろしいですか?)に、

純喫茶の記事とか、もし今後できたらお願いしたいのですが、よいですか?」

と声をかけていただいたのです…!

ひょっ!

もう嬉しくて嬉しくて。

言語化できないほどの喜びを、身振り手振りでブンブン表現してきました。

やっぱりね、喫茶店を愛しているからね、その関係でと声をかけていただいたことがね、うれしかったのですよね。

(新潟の喫茶店記事なんて書いていても需要あるのかな?)と不安を抱えながら、ブログを地道に書いていてよかった…。

街歩きイベントへの参加は、正直ハードルが高かったのですが、勇気を出してほんとうによかったと思いました。(参加者さん、みんなゆるくてやさしかった)

「大佐渡たむら」さんのブリしゃぶが想像の10倍おいしかった

なんだかフワフワした気持ちのまま、イベント後にライターさんに連れてきていただいたのは、沼垂にある「大佐渡たむら」さん。

噂には聞いていましたが、最&高の居酒屋さんですね…。

生まれて初めて食べたブリしゃぶは、想像の10倍おいしかったです…!

しかもこの日は、たった今さばいたばかりの新鮮な氷見のブリだから、超絶ラッキーDAYとのこと…!(※ミラクルその2)

(なるほど最近、お局さんにキツくあたられ凹んでいたけど、この日のために運を貯めていたのか…)

「ブリをわざわざしゃぶしゃぶする必要ある?」

というお寿司党のわたくしでしたが、深く謝罪いたします。サッと3回ほど、だしにくぐらせほんのりレアなブリしゃぶ、最高においしいです…。

う〜ん…。これは拝みたくなるおいしさ。

おいしいもの食べてる時がいちばんしあわせ!

「グルメライターになりたい!」などと、ビール1杯で酔っ払いながら語るわたしに、ライターさんは冷静かつ的確なアドバイスをくれました。

▲右上の白子の天ぷらも半端なくおいしかったです

「ゲストハウスなり」の方々と顔見知り?になれた

そのあと、ライターさんに連れられ訪れたのは、「ゲストハウスなり」さん。ドギマギしながら、店主さまや、カフェの素敵店員さんに挨拶させていただきました。(わたしのことを知っていてくれた…!※ミラクルその3)

お話をうかがっていると、こんなに素敵なお店をつくり、成し遂げているように見える方でも、様々な迷いがあって。

何かをしたい気持ちはあっても、まだ自分の中でこれ!というものがまとまっていない葛藤もあって。

ふむふむ、わかるわかる、と共感したり、「わたしはこれからどうなりたいんだろう?」と考えさせられました。

実は、何年か前に「なり」さんにひとりでイベントで訪れた時は、なじめずにとても孤独を感じた記憶があります。

すでに個々人で活躍しているみなさんが、とても輝いてみえて、日々鬱々と過ごし、何者でもない自分がどうしようもなく、しょうもなく思えて。

それからというもの、沼垂=イケイケクリエイター集団=こわいになっていました。

でもね、この日は「わたしもひとりのクリエイターですよ。」という気持ちでいられたのです。

少しは、成長したのかな。

自分で、自分がしてきたことを認められるようになったのかな?

はじめましての方とのお話は、動揺したけれど、新たに自分のことを知ってもらえたご縁に、ホクホクな気持ちを抱えておいとますることができました。

(アルコールに助けられた部分も大きい…)

▲ライターさんにごちそうになったキリンラガービール

「ゲストハウスなり」ついては、先輩ライターさんが書いた素敵な記事をご覧ください👇
みんなが帰ってくる場所に。温かい輪が広がる沼垂の宿「なり-nuttari NARI-」/新潟市

「あなたはライターではなく、表現者」という言葉にハッとする

帰り道、わたしを素敵な人々とつなげてくれたライターさんから、

「ぱりんこさんは、ライターじゃなくて、表現者じゃないですか?だから、とりあえず、表現してみてからやりたいことを考えるのはどうですか?」

という言葉が。

おぉ……名言でました。

具体的には、ZINE(ジン)(喫茶店やら私のエッセイやらまとめた個人冊子)を出すことがおすすめで、「きっと買う人はいる!」とも言ってくれました。

どのジャンルにあてはめようとしても、ナニカガチガウ。どこに行っても、浮いてる感じがする。

ブロガー 、ライター。

とりあえず名乗ってはいるけれど、しっくりこないというか、心地よくない。

日々感じていたモヤモヤを、言い当てられたような気がしました。

それでも、どこかのWebメディアで執筆したい!という強い想いもある。

わたしは、分かりやすいシュッとした文章が書けないし、耳からの情報が弱くて理解するのに時間がかかるから、きっとインタビューも厳しい。会社員もツライけど、かといってフリーランスでやっていくのも、ハードル高め。

でもね、人に助けてもらいやすい、愛嬌だけはあると思う。これもきっと才能のひとつと思おう。だって、今回繋がった方々はみんなやさしいから。それが証拠だから。このままのわたしでいこう。

というわけで、会社員期間が落ち着き次第、ぱりんこ的表現活動、始動します…!

どんな内容の一冊にしようかな?

わくわくしますね…!