こんばんは、ぱりんこ(@parincafe)です。
季節の変わり目ですが、皆さま、体調はいかがですか?
私は気圧の影響をもろに受けて、頭痛とだるさ、不調が続いております。夜になると、気持ちが落ち着いてくるので、謎のハイテンションで音楽を聴きながら土手をランニングしています。
今は、佐渡旅で購入した佐渡番茶(ほうじ茶)をズズズ…とすすりながら、ホッと一息ついているところです。(おいしいっ…!)
さて、今日は、HSPという特性を知ることで、今まで疎外感を感じていたこと、多数派と分かり合えないさみしさを感じていた人が楽になるのでは?というお話です。
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HSPの本を読んで、納得とホッ…と安心したわたしの症状
まず、HSPのわたしが、日々悩んでいる症状や特性についてお話します。『わたしもわたしも!』という方も、『ちょっと違うけれど、僕の場合はこれが苦手…』という方も。
〜食事編〜
大勢の集まりや飲み会が苦痛
大勢の集まりや宴会がとても苦手です。人の表情や話し声、誰がどこにいるか?などの情報があちこち飛び交っていて、混乱します。どこに集中していいのか分からないですし、何をしていたらいいのか分かりません。
また、HSPは言葉を慎重に選ぶため、その場限りの一時的な雑談が苦手です。
【HSP/HSS】雑談が苦手。相手の求めていることを考えすぎてうまく話せない。
相手がどう思うか深く考えすぎて疲弊。おまけにごちゃごちゃと書かれたメニューの中から何を頼んだら正解なのかを考えて疲弊。
そんな時、何気なく立ち寄った本屋さんで出会ったHSPという言葉。
本をパラパラとめくると、目次のはじめに”飲み会が苦手”という文字があるではないですか…!!あの時の衝撃と(やっと見つけた…)という感覚は、忘れないことでしょう。
自分がごきげんでいられるために…「飲み会行かない」「気乗りしない誘いは断る」を実践中です。
味覚に敏感
スーパーに売られているカット野菜って便利ですよね。炒めてラーメンに入れたり、お鍋にしたり。しかし、なぜかあれを食べると口の中が薬?洗剤みたいな味がするんです…
今まで共感してくれた方は1人もいないけれど、HSPの中には、化学物質や食品添加物に敏感な人がいる、ということを知りました。だいぶ心が軽くなりました。
ただ、さぞナチュラルな食生活を送っているかと思いきや、わたしはジャンクフードも好き、という矛盾と適当さを抱えているのですよね…
〜感覚過敏編〜
タートルネックが苦手
タートルネックの服が苦手です。首元がずっとくすぐられているような感覚になってしまうからです。真冬に首元を出しているのは寒いので、できれば着たいのですが…
マフラーは、自分の”大丈夫”な締め付け具合に調整できるので、素材や肌触りによって巻くことができます。
また、ネックレスなどのアクセサリーも身につけません。なんだかソワソワして、チェーンを引きちぎりたくなります。(やばい)
こちらも、HSPの感覚過敏の1つだということを知り、安心しました。
〜運動編〜
チームスポーツが楽しいと思えない
バスケットボールやバレーボールが全く楽しいと思えません。運動神経が悪くヘタクソだからという理由ももちろんありますが、敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本
散歩やジョギング、自転車こぎ等、ひとりでマイペースにできるリズミカルな運動は、普段フル稼働して疲れやすい脳に良い影響を与えるそうです。
ヨガにも興味があり、体験レッスンに参加してみたのですが、集団の中に馴染めず、アウェイ感を強く感じたため、通っていません。
同じくHSPだという整体師さんに、『ヨガはやりたいんですよ、でもあの場に馴染めない。自分が発言すると、はずした(相手の人が求めていた答えとは違った)感があって…』とおっしゃっていて、
『わかるぅぅうぅっぅぅぅう!!!!』
と全力で共感しました。
HSPという言葉が認知され、一般的に広まることを願って
『わたし、HSPなので。』
こんな風に言えば、人々がなんとなく分かるくらいまで、世の中に浸透してくれるといいですね。
「HSPなので」と言えば通じる社会に…認知度が上がりよかったこと
HSPの特性や、自分の苦手な事について口頭で説明するのは、中々難しいですものね。
”発達障害”というワードは、一般的に知られるようになったと感じています。
わたしが心理学を学んでいた時代(2010年頃)は、バイト先の方に発達障害というワードを出しても、(???)という顔をされていました。
このころは、「自分は発達障害に違いない…!!!」と思い、自分のことを知りたくて、必死に障害心理学を学んでいました。
発達検査を大きな病院で受けて、「あなたは、普通の高校と大学に行っているから発達障害ではありませんね」と言われて、絶望したり。(今思えば、その説明もどうなんだろう?)
とにかく、自分の生きづらさと苦しさについて、納得できる病名、診断名が欲しかった。
発達障害の方に対して、うらやましい気持ちさえ抱いていました。
所属があって、いいなぁと。
うつ病、適応障害、色々言われてきたけれど、ナニカガチガウ…
HSPという言葉と出会えたことで、
- 色々な事に繊細なだけなんだ。
- 5人に1人はいるものなんだ。
- 必死に普通そうに振舞っているから見えないだけで、同じような悩みを抱えている人はいるんだ。
と安心することができ、この不器用な自分を受け入れて行こう、やさしく付き合っていこう、と思うことができました。
もしも、あなたが「これって自分だけなのかな?」と今まで不思議に思っていた感覚があれば、ぜひHSP(エイチエスピー)という単語をネットで検索したり、本屋さんで本を読んでみてください。
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「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
- 自分の苦手とすることや、人よりも敏感なところに気がつき、認めてあげる
- 同じHSPでも、それぞれ苦手とすることや気になるところは異なる
- HSPの書籍やネット記事を読んでみると楽になる